銀行のキャッシュカードを送れという闇金業者の「表隠し融資」「預け入れ融資」の手口を細かい部分まで紹介しておきます!
正規の消費者金融や融資会社は絶対に「キャッシュカードや通帳を送ってくれ!」なんてことは言いません。
もし使っていないキャッシュカードを送れと言われればその業者は闇金と断定できます。
送ってしまうとあなた名義のその口座は闇金の集金口座として使われ、警察の捜査対象となり今後銀行口座が使えなくなるというデメリットも発生するので本当に気を付けてくださいね。
キャッシュカードを送れという表隠し融資・預け入れ融資の手口
ネットなどから間違って闇金サイトに融資申し込みを行い、電話番号や住所を打ち込みと30分から1時間以内に電話がかかってきます。
最初は希望の融資額や借りる理由などを優しく聞かれ、警戒心を取り除こうとしてきますよ。
そして
「過去に延滞や事故歴・債務整理歴があるから普通の審査には通らない」
と言われます。
ここまではわかりますよね。
その後に
「事故歴ありの人向けの自社での審査には通過できますので当社では希望額を融資します!それには一つだけ条件があります」
と神様のようなことを言ってきます。
もちろんお金なんて貸してもらえませんよ!
さらに続きます。
「その条件はあなたの使っていない銀行口座のキャッシュカードを送ってもらうということです。これは金融事故歴のある方からの返済がわが社の口座にあると、金融庁から無許可で融資したということで注意をされて営業停止などの処分を食らってしまうのです。なので今回は特別にあなたの銀行口座のキャッシュカードを送ってもらい、その口座を使ってコチラからの融資の入金とあなたからの返済をしてもらうということにしましょう!」
と言葉巧みに表隠し融資のためにキャッシュカードを送るように指示されるのです。
当然キャッシュカードを送ってもその口座に融資金額が振り込まれることはなく、お金を借りることはできません。
キャッシュカードを送ってしまうとどうなるのか
この表隠し融資・預け入れ融資という言葉に騙され、キャッシュカードや通帳を送り、暗証番号を教えてしまうととんでもないことになります。
その口座は闇金業者にとっては自分たちの足のつかない便利な口座となり、ほかの闇金業務の入金口座などに使われたり、転売されたりするのです。
もちろん銀行口座を他人に使わすということや転売は違法ですよね。
銀行口座に不審な動きと思われるような入出金記録が続くと銀行が口座を凍結するとともに警察に連絡が届きます。
この時点で口座名義人であるあなたが一番に犯罪行為の首謀者であると疑われるのです。
詳しく説明をしても警察では口座やキャッシュカードを送ったということだけでも怒られます。
それどころか今後は銀行関連のブラックリストに乗り、どの銀行でも口座を開設できなくなる可能性が出てきますよ。
銀行口座を持てないなんて現在では本当に不便な生活になってしまいます。
闇金にキャッシュカードを送ってしまうということはこれだけ恐ろしいことになってしまうのです。
このことを十分理解し、キャッシュカードや通帳を送れ!といった業者のいうことを聞かないようにしてください。
間違いなく闇金や悪徳業者です。
お金を借りるというときは本当に慎重にその業者が正規の登録をしている融資業者かどうかをしっかりと調べてから借りるようにしてくださいね!